iPhoneが高所作業車から落下!粉々!でも無事に動く
iPhoneの手に触れる大部分はガラス
高所作業中にiPhoneを地面に落としてしまいました。
それも高さ7mにも及ぶクレーンの上からです。
両手がふさがっていましたし、安全のため急な激しい動きはとれませんから、胸ポケットから「スルスル」っと抜け落ちていく様子がスローモーションに見えて・・・
くるくると回転しながら地面にパシャ―っと落ちて、もう本体もデータも諦めるには十分な落ち様でした。
作業が終わり落ちたiPhoneを見てみると、背面のガラスがみごとに粉々!
ダメージはアルミフレームにまで及んでいて、基盤?回路?らしきものが見えていました。
しかし、こんな酷い被害が出たにも拘わらず、表面は全くの無傷。データも無事。
全てのダメージを背面で受け止めてくれました。
助かった・・・
2度とこんな被害を出さないために、作業中は落下しないように専用のポーチに入れることにしました。
さて、iPhoneを落としたショックと助かった喜びとは別に、フィルムの専門家として「背面ガラスの割れ方」に興味が湧きました。
背面ガラスも表面のガラスも使われているのは「強化ガラス」です。
ちょっとやそっとの衝撃では割れることが無いのですが、今回のようにあまりにも強い衝撃が加わると当然割れます。
そして割れ方に強化ガラス特徴が現れます。粉々になるのです。
画像でご覧いただくと分かり易いのですが、衝撃点は左下なので、そこを中心に前面に広がるように粉々に割れています。
これが一般的なガラスだと鋭利な破片となって割れます。粉々にはなりません。
幸い背面には対衝撃カバーをつけていたのでガラスが飛び散ることなく残ってくれました。
見方を変えるとこれは飛散防止効果があることの証拠なので、建物のガラスにフィルムを貼るのと同じ効果だと感じました。
災害などのいざというとき、ガラスの飛散防止にフィルムは有効だと思ったiPhoneの落下事故でした。
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