ブログ一覧


フロアコーティングで日焼けは防げる?新築の床を守る紫外線対策

フロアコーティングだけで大丈夫?新築の床を日焼けから守る、もうひとつの対策

新築やリフォームで新しくなるフローリング。お気に入りの色や木目を選んだからこそ、いつまでもきれいに保ちたいですよね。

そんな思いから、床の傷や汚れへの対策として「フロアコーティング」を検討している方も多いのではないでしょうか。

 

歩くことや掃除することで日々蓄積するダメージを緩和でき、お手入れもしやすく、床の美観を保つことができるフロアコーティングは、なじみの対策といえるかもしれません。

 

実は、床の美しさを長く保つために、もうひとつ知っておきたいことがあります。

 

それが、窓から差し込む紫外線への対策です。

フローリングの変色には、紫外線をはじめとする日光や、床材そのものの経年変化などが関係しています。

 

そこで注目したいのが、窓ガラスの透明感や室内の明るさを保ちながら、紫外線を大幅に減らすという方法です。

それを実現する選択肢のひとつが、窓に貼る「UVカットフィルム」です。

 

フロアコーティングとUVカットフィルムは、どちらも住まいの美しさを守るための選択肢ですが、施工する場所も役割も異なります。

この記事では、それぞれの特徴や違いを比較しながら、新築・リフォーム時に考えておきたい床の日焼け対策をご紹介します。

 

Table of Contents

1.新築の床を守るフロアコーティング。その役割とは?

新築住宅やリフォームの際に、お気に入りのフローリングを長くきれいに使うためにフロアコーティングを検討することがあると思います。

床は毎日歩いたり、家具を置いたり、お掃除をしたりする場所。暮らしの中で少しずつ傷や汚れが蓄積していきます。

まず最初に、フロアコーティングの役割を見ていきましょう。

 

フロアコーティングは床の表面を保護する対策

フロアコーティングは、フローリングの表面に保護層を形成する施工のことで、製品や施工方式によって違いはありますが、主に次のような目的で利用されています。

 

  • 日常生活で発生する細かな傷や摩耗への対策

  • 汚れの付着を抑え、お手入れをしやすくする

  • 水分などによる床表面への影響を軽減する

  • 床の美観を長く保つ

  •  

小さなお子さんやペットがいるご家庭では、滑りにくさや掃除のしやすさを重視して検討することもあるでしょう。

ただし、すべての製品が同じ性能を持つわけではありません。傷への強さ、耐水性、滑りやすさ、光沢などは製品ごとに異なります。

 

フロアコーティングにはさまざまな種類がある

フロアコーティングには、ガラス系、シリコン系、UV硬化型など、さまざまな種類があります。

例えば、自然な風合いを重視したものや、光沢のある仕上がりを特徴とするものなど、選択肢は豊富です。

また、床材によってはコーティングの施工に適さない場合もあります。

新築時に施工する場合は、床材メーカーの保証条件や推奨されるお手入れ方法も確認しておくと安心です。

フロアコーティングは、床の表面を保護するための対策。では、窓から差し込む日光による床の変色には、どのような対策ができるのでしょうか。

 

2.フローリングはなぜ日焼けする?知っておきたい床の変色

 

窓から入る紫外線も、床の変色に関係している

明るいリビングに差し込む自然光。

日当たりのよい住まいは気持ちがよく、窓からの光を楽しみながら暮らしたいと考える方も多いでしょう。

一方で、日光には床材の変色に関係する成分も含まれています。

そのひとつが紫外線です。

紫外線は床材の塗装や木材の成分などに影響し、色の変化を引き起こすことがあります。

またフローリングの変色は紫外線だけが原因ではなく、明るさ(可視光線)、暑さ(赤外線)、湿度、木材の酸化なども関係します。

木材の種類によっては色が薄くなるだけでなく、時間とともに濃くなったり、黄色味が増したりする場合もあります。

そのため、床の日焼け対策とは、色あせだけでなく、日光によるさまざまな変色をできるだけ抑えるための対策と考えるとわかりやすいでしょう。

 

ラグや家具を移動したら、床の色が違う?

長く敷いていたラグや家具を移動したとき、床の色に違いがあることに気づく場合があります。

ラグに覆われていた部分と、日光が当たり続けていた部分では、光にさらされた時間や条件が異なるためです。

こうした変化は経年による劣化のため、暮らし始めてすぐには気づきにくいものです。

だからこそ、新築やリフォームの段階で、日光による変色についても知っておく価値があります。

 

無垢フローリングも複合フローリングも、床材に応じた対策を

フローリングには、天然木を使用した無垢フローリングや、複数の材料を組み合わせた複合フローリングなどがあります。

無垢材は木の種類によって経年変化の仕方が異なり、その変化を味わいとして楽しめるのも魅力です。

一方、複合フローリングも、表面材や塗装などの仕様によって日光への耐性が異なります。

大切なのは、床材の特徴を理解したうえで、必要な対策を選ぶこと。

日光による変色をできるだけ抑えたい場合には、床そのものの仕様だけでなく、窓から入る光にも目を向けてみましょう。

 

3.フロアコーティングで床の日焼けは防げる?

ここで気になるのが、「フロアコーティングをすれば、床の日焼けも防げるの?」という疑問です。

結論からいうと、全てではありませんが防げる製品もあります。

ここではフロアコーティングの紫外線カットについて分かりやすくまとめます。

 

床表面の保護とUVカットを兼ねる製品もある

フロアコーティングは、傷や汚れなどから床の表面を守ることを主な目的とする製品が多くありますが、中には紫外線による変色を軽減する機能を備えているものもあります。

それらはコーティング剤によって仕上がりの見た目(艶感やマット感等)、紫外線カット性能、耐久性、費用などに差があります。

そのため希望に沿う製品がどれなのか、豊富なラインナップからぴたりとくるものを選ぶことができます。

 

「UVコーティング」と「UVカット」は意味が違う

少し紛らわしいのが、「UVコーティング」という名称です。

UVコーティングとは、一般に紫外線を照射してコーティング塗膜を硬化させる施工方式を指します。

つまり、名前に「UV」と入っていても、それだけで紫外線を遮断する性能があるという意味ではありません。

一方、UVカットとは、紫外線の透過を減らす機能を指します。

UV硬化型のフロアコーティングでも紫外線対策機能を備えた製品はあり得ますが、硬化方法とUVカット性能は分けて考える必要があります。

 

紫外線対策性能を確認するときのポイント

フロアコーティングのUVカット性能を検討する際は、次の点を施工業者に確認するとよいでしょう。

 

  • 紫外線による変色を軽減する性能があるか

  • 性能を示す試験データがあるか

  • 自宅の床材に施工できるか

  • 床材メーカーの保証に影響しないか

  • 施工後の仕上がりやお手入れ方法はどうなるか

  • 耐久年数はどのくらいか
  • 劣化後の再コーティングには費用がいくらかかるのか

フロアコーティングは、床の美観を保つための有力な選択肢のひとつです。

新築時には、ハウスメーカーからオプションとして提案されることもあり、比較的身近な選択肢といえるでしょう。

 

そして床の美しさを長く保つためにもうひとつ知っておきたいのが、窓から入る紫外線への対策です。

 

実は床の色あせや変色に関わる紫外線は、壁や屋根では遮られる一方、一般的な透明ガラスでは一部が透過し室内の床まで届きます。

そこで役立つのが、窓ガラスに直接貼る「UVカットフィルム」。窓から入る紫外線を大幅に減らすことで、床の日焼け対策につながります。

 

4.床の日焼け対策は「窓」からもできる!UVカットフィルムという選択肢

「床を守るのに、どうして窓にフィルムを貼るの?」そう感じる方もいらっしゃるかもしれません。

実は、窓に対策するのにはきちんとした理由があります。ここでは窓のUV対策について詳しく説明します。

 

紫外線が床に届く前に、窓で減らす

UVカットフィルムは、窓ガラスに貼ることで室内へ透過する紫外線を減らす製品です。

一般的な透明UVカットフィルムには、メーカーが定める測定条件で紫外線を99%以上カットする製品もあります。

窓ガラスを通過する紫外線を大幅に減らすことで、床材への紫外線の影響を軽減することが可能です。

つまり、床に直接施工するフロアコーティングとは異なり、紫外線が室内に入る入口で対策するという考え方です。

ただし、UVカットフィルムは紫外線以外のすべての変色原因を取り除くものではありません。施工後も床材の自然な経年変化などは起こり得ます。

 

透明タイプなら、明るさも景色も楽しめる

UVカットフィルムと聞くと、「窓に色がつくのでは?」「部屋が暗くならない?」と心配される方もいるかもしれません。

 

しかし、UVカットフィルムには見た目がほぼ無色透明のタイプもあります。

 

可視光線透過率の高い製品を選べば、室内の明るさや窓からの景色を大きく損なわずに、紫外線対策ができます。

大きな掃き出し窓のあるリビングや、自然光を取り入れたいお部屋にも検討しやすい方法です。

ただし、透明タイプでも光の透過率や見え方は製品によって異なります。サンプルや性能表を確認して選びましょう。

 

日差しの心地よさを楽しみながら、紫外線への対策も考える。

そんな暮らし方を希望する方に、透明UVカットフィルムはおすすめしたい選択肢のひとつです。

 

【参考記事:窓の紫外線対策|UVカットしても暗くならない透明フィルムをプロが解説】

 

床だけでなく、家具やインテリアの紫外線対策にも

窓から入る紫外線は、床だけに届くわけではありません。

例えば、窓際のソファやカーペット、木製家具、カーテン、本棚などにも紫外線が当たります。

お気に入りの家具やインテリアを長く楽しみたい方にとっても、窓からの紫外線を減らすことには意味があるでしょう。

フロアコーティングが主に床の表面を対象とするのに対して、UVカットフィルムは窓から入る紫外線を減らすことで、室内のさまざまなものへの紫外線対策につながります。

 

【参考記事:家具の日焼け・色あせを防ぐには?ソファや床を紫外線から守る方法】

 

5.フロアコーティングとUVカットフィルムを比較!何が違う?

どちらも住まいの美しさを長く保つために検討できる商品ですが、得意とする役割は異なります。

 

特徴と役割を比較

比較項目 フロアコーティング UVカットフィルム
施工場所 フローリング表面 窓ガラス
主な目的 床表面の保護 室内に入る紫外線の低減
傷・摩耗対策 製品に応じて対応 対応しない
汚れ対策 製品に応じて対応 対応しない
床の紫外線対策 製品による 紫外線の侵入を減らす
家具への紫外線対策 基本的に対象外 窓から入る紫外線を減らせる
床の質感への影響 製品によって変わる 床には直接施工しない
明るさへの影響 基本的に室内の採光は変わらない 製品の可視光線透過率による
施工時期 床材や施工条件による 新築・既築のどちらも検討可能

※性能や効果は製品・施工条件によって異なります。

このように比較すると、どちらか一方が優れているというよりも、それぞれに異なる役割があることがわかります。

 

費用だけでなく、対策したい内容で選ぶ

フロアコーティングとUVカットフィルムは、施工する場所も、費用算出のための面積の考え方も異なります。

フロアコーティングは床面積や床材、使用する製品などによって費用が変わります。

一方、UVカットフィルムは窓ガラスの面積や形状、フィルムの種類、施工条件などによって費用が変わります。

そのため、単純に金額だけを比較しても、どちらがよいとは判断できません。

床の傷や汚れを重視するのか、窓からの紫外線を減らしたいのか。

まずは、何を守りたいのかを整理することが大切です。

 

両方を組み合わせるという考え方も

床の表面を保護するフロアコーティングと、窓からの紫外線を減らすUVカットフィルム。

それぞれの役割が異なるため、両方を組み合わせるという選択肢もあります。

例えば、日常生活の傷や汚れには床表面の保護を、日光による変色の一因である紫外線には窓での対策を考える方法です。

もちろん、すべての住まいに両方が必要というわけではありません。

床材の特徴、窓ガラスの種類、日当たり、暮らし方、予算などに合わせて選ぶことが大切です。

 

6.カーテンを開けて、明るい毎日を。床の日焼け対策チェックリスト

新築やリフォームでお気に入りのフローリングを選んだら、その美しさをできるだけ長く楽しみたいですよね。

でも、床の日焼けを気にするあまり、せっかくの大きな窓をカーテンで閉め切ってしまうのは、少しもったいないことかもしれません。

明るいリビングも、窓から見える景色も、お気に入りの床も。どれかひとつを諦める必要はありません。

透明タイプのUVカットフィルムなら、窓の透明感や室内の明るさを保ちながら、床に届く紫外線を大幅に減らすことができます。

まずは、これからの暮らしを想像しながら、次の項目をチェックしてみましょう。

 

こんな暮らしを楽しみたい方に

□ 朝、カーテンを開けて気持ちよく一日を始めたい

□ 大きな窓から入る自然光をたっぷり楽しみたい

□ お気に入りのフローリングの色や木目を長く大切にしたい

□ 窓から見える景色や開放感をできるだけ損ないたくない

□ 新築・リフォームのタイミングで、住まいの紫外線対策も整えたい

 

ひとつでも当てはまったら、窓からの紫外線対策を検討してみる価値があります。

フロアコーティングで床の表面を守り、UVカットフィルムで窓から入る紫外線を減らす。

それぞれのよさを活かすことで、床の美しさを大切にしながら、明るく開放的な暮らしを楽しむことができます。

新しい住まいで過ごす毎日を、もっと心地よく。

そんな視点から、窓のUV対策も考えてみませんか。

 

7.新築の美しさを長く楽しむために。窓のUV対策もご検討ください

新築やリフォームで選んだお気に入りのフローリング。

床の傷や汚れを抑えることも、日光による変色をできるだけ軽減することも、どちらも住まいの美しさを長く楽しむための大切な考え方です。

 

フロアコーティングは、床の表面を保護する対策。

UVカットフィルムは、窓から入る紫外線を減らす対策。

大切なのは、どちらが優れているかではなく、ご自宅にどのような対策が必要なのかを知ることです。

 

窓の紫外線対策でしたら、ぜひHarumadoにご相談ください。

Harumadoでは、国家資格「1級ガラスフィルム施工技能士」の専門知識と施工技術を生かし、お住まいの窓に合わせたガラスフィルムをご提案しています。

 

「新築の窓ガラスでも紫外線対策は必要?」

「透明なフィルムなら部屋は暗くならない?」

「入居前に施工しておいた方がいい?」

そんな疑問がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

窓ガラスの種類や日当たり、暮らし方に合わせて、必要な対策を一緒に考えましょう。

 
もっと詳しく知りたい方は↓

 

8.フロアコーティングと床の日焼け対策に関するよくある質問

Q1.フロアコーティングをすれば、床の日焼けは防げますか?

フロアコーティングの紫外線対策性能は製品によって異なります。紫外線による変色を軽減する機能を備えた製品もありますが、すべてのコーティングが同じ性能を持つわけではありません。施工会社に製品の性能や試験データを確認しましょう。

 

Q2.UVフロアコーティングとUVカットフィルムは同じものですか?

異なります。UVフロアコーティングは、一般に紫外線を照射して塗膜を硬化させる施工方式を指します。一方、UVカットフィルムは窓ガラスに貼り、室内に透過する紫外線を減らす製品です。

 

Q3.Low-E複層ガラスならUVカットフィルムは不要ですか?

Low-E複層ガラスには紫外線を減らす性能を持つものがありますが、その性能は製品によって異なります。ガラスの仕様を確認したうえで追加施工の必要性を判断することをおすすめします。

 

Q4.UVカットフィルムを貼ると部屋は暗くなりますか?

無色透明に近く、可視光線透過率の高いUVカットフィルムであれば、室内の明るさを大きく損なわずに紫外線対策ができます。ただし、明るさや見え方は製品によって異なるため、事前にサンプルで確認しましょう。

 

Q5.フロアコーティングとUVカットフィルムは、どちらを先に施工すべきですか?

施工する場所が異なるため、必ずしも決まった順番があるわけではありません。ただし、床の養生、施工時の水分や作業スペース、乾燥・硬化時間などを考慮する必要があります。新築やリフォームの場合は、それぞれの施工会社と工程を調整することをおすすめします。

 

Q6.すでに日焼けしたフローリングは、UVカットフィルムで元に戻りますか?

UVカットフィルムは、すでに起こった床の変色を元に戻すものではありません。施工後に窓から入る紫外線を減らすことで、紫外線によるさらなる変化を軽減することが期待できます。

 

Q7.UVカットフィルムを貼れば、床の色あせを完全に防げますか?

完全に防ぐことはできません。床の変色には紫外線以外にも、可視光線、熱、湿度、床材の経年変化などが関係しています。UVカットフィルムは、そのうち紫外線による影響を減らすための対策です。


この記事の執筆・監修

Harumado

国家資格 1級ガラスフィルム施工技能士

窓ガラスフィルムの専門家として、紫外線対策や遮熱、目隠しなど、住まいの窓に関する情報を発信しています。

 

UVカットと目隠しを同時に叶えたい時は↓

 

お見積もり・サンプル・お問い合わせは

\LINEがとてもスムーズ/

友だち追加

 

Harumado公式インスタグラムで

\施工事例・ビフォーアフターをチェック/

プライバシーポリシー  /  特定商取引に基づく表記      Copyright (C) 2020 Harumadoーはるまどー. All rights Reserved.