【季節・時間別】紫外線が最も多い時間と対策方法を一挙ご紹介!
時間別でわかる紫外線量の違いを徹底調査!
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2023年11月23日更新
太陽光の一種にあたる紫外線は、実は時間帯や季節によって変化することを知っていますか?365日変わらず降り注いでいる紫外線も、年間を通して計測するとその違いが明確に現れます。また季節や天候、時間帯で紫外線量の違いを理解しておくと、紫外線対策にも変化をつけることができ、自分に合う対策を行うことにもつながるでしょう。今回は紫外線が異なる条件や多いと言われる季節、そして1日の中でも変化する時間別の紫外線量についてもご案内いたします。
Table of Contents
紫外線量が変わる3つの条件
紫外線の量は、天候・季節・時間帯によって大きく変わると言われています。
季節
気象庁のデータで見ると3月頃から秋頃までが紫外線量が多い季節です。とりわけゴールデンウイークから真夏は紫外線量のピークを迎え、加えて日照時間も長くなるので必然的に紫外線を浴びる時間が長くなります。
天気
紫外線は天候によっても左右されます。気象庁のホームページを見ると、晴れの日の紫外線の量が10割だとして薄曇りの場合は8~9割、雲が厚いと6割、雨天でも3割の紫外線が地表まで届きます。皮膚の奥まで届くA波(UVA)は分厚い大気層を透過する強さがあるのです。
→気象庁「雲と紫外線」
時間
日の高さによっても紫外線の量は大きく異なります。特に夏至を迎える夏場の正午は太陽の位置が真上になるため、紫外線が非常に強い時間帯にあたります。太陽の位置によっても紫外線の量が変わることも抑えておく必要があります。
年間で紫外線が多い時期って何月?
紫外線は、天候によって大きく異なりますが、量の多い時期というものもあります。紫外線が多いとされる時期についてご案内します。
ピークは7月頃の初夏の時期!
紫外線のピークは初夏にあたる7月です。前出のグラフを見ると、春先からどんどん紫外線が強くなり、7月のピークを迎えたところで冬に向けて少しずつ紫外線の量が減少していきます。また夏場は、汗をかきやすくなりますので、こまめに日焼け止めを塗ることも大切です。
意外と侮れない梅雨の6月
梅雨の時期は、雨が多くなることから紫外線が少ないと思う方も少なくありません。しかし梅雨の時期にあたる6月頃は、日差しを強く感じる5月よりも紫外線の量が右肩上がりになります。雨だからと言って日焼け止めを塗らないと、知らず知らずのうちに肌の内部へとダメージが広がっていきますので注意が必要です。
冬場も紫外線は”0″ではない?!
紫外線は7月から少しずつ減少していくものの、年間を通して紫外線の量が”0″になることはありません。また冬は、ウィンタースポーツなどでスキー場などに行くこともあるでしょう。白い雪は光を反射させるため、夏よりも日焼けをすることもありますので、必ず日焼け止めを塗るようにしましょう。
時間別!紫外線量と注意したいそれぞれのポイント
続いては、時間別にわかる紫外線量についてもご紹介します。それぞれの時間帯で注意したいポイントもご案内しましょう。
朝(日の出)
朝の時間帯の紫外線量からみていきましょう。朝は、だいたい5:00~6:00の間が紫外線が少ない時間帯と言われています。日が上り始めると時間経過とともに紫外線の量も増えていきますので、早めの時間に行動することをおすすめします。また日差しが横から差すので、日傘などを使用すると良いでしょう。
昼(日中)
昼間の紫外線量は、1日の中で1番多い時間帯になります。季節問わず太陽が最も高い位置に登るため、紫外線の量が必然的に多くなることが伺えます。日焼けをできるだけ避けたいという方は、日中の外出を避けるなどの対策がおすすめです。
夕(日の入り)
日の入りの時間帯は、朝や昼に比べて量が少なくなります。ペットのお散歩などを日課にしている方は、日差しが優しくなる夕方に行くと良いでしょう。17:00頃から少しずつ少なくなりますので、時間を覚えておくのもポイントです。
紫外線量を時間別にチェックして紫外線予防をしっかり行おう
紫外線は、天候や季節などの影響により、日によって量が異なります。また時間別の紫外線量を把握しておくことで、対策方法を変えることができるので、ぜひこちらを参考に正しい紫外線予防を行いましょう。
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