ガラスフィルムで窓の目隠し、暗くならないグラデーションフィルム。
見える範囲を隠して見えない部分は採光に活用
窓ガラスの目隠しは、年間をとおして最も多く寄せられるご相談です。
「隣家が近い」
「歩道や車道から視線を感じる」
「リモートワークで資料やパソコンをみられたくない」
ご相談の内容は多岐にわたりますが、どれもが他者の視線によるもの。
室内に明るさと開放感ももたらす窓ガラスも、見方をかえるとプライバシーのウィークポイントになるということですね。
さて、今回のお客様は玄関に設置された窓ガラスの目隠しをご検討でした。
お隣がとても近く「どうしても視線を感じやすいです。」とのことでフィルムをご希望で、目隠しと採光のバランスを重要視されていたため、種々のサンプルを持参し実際にフィルムを貼り付けるお客様宅のガラスにてご覧いただきました。
百聞は一見に如かず!なので、実際に施工した画像をご覧いただきます。
まずは施工前の外かみた画像です。
ガラス越しにフィルムの施工道具と保管箱が見えます。
隣家との境にあるフェンスから撮影していますので、この角度の延長線上でお隣から見えていると思われます。
ここにグラデーションフィルムを貼るとこう見えます。
いかがでしょうか。
グラデーションの白色部分は床から70㎝~220㎝の範囲なので、人の膝あたりからほぼ全身が見えなくなりました。
白い部分に映っているのは隣家の屋根や壁です。室内の様子は見ることができません。
白くぼかすことで室内側にある程度の影ができ、明暗の差がうまれたので室内は見えにくい状態です。
さて、室内はどのような状態でしょうか?
施工前の画像がこちらです。
何もフィルムを貼っていない状態です。
外がよくみえますね。ガラスのサイズは横が70㎝で縦が180㎝なので、一般的な掃き出し窓サイズくらいです。
そのため明るさをしっかりと取り込むことができます。
ここにグラデーションフィルムをはるとこうなります。
いかがでしょうか。
外からの見た目とずいぶん印象が違うと思います。
グラデーションの部分は外からは室内が見えないのに、室内からは外が見えます。つまり明るさが入ってきているということです。
また、上下の無色透明の部分にもフィルムを貼っていまして、その部分からは遮られない明るさが入ってきます。足元と天井の部分なので、太陽光の間接照明のような働きをしています。
そして、グラデーション部分の隣の壁を見てみると、施工前後で若干の陰影の違いがあるものの、全体として暗さを感じるような印象は少ないと思います。
外からみると室内はまず見えず、室内では明るさと外の視認性が確保できるのがグラデーションフィルムです。
カーテンやブラインドによる目隠しでは物理的な圧迫感がある場合には、フィルムによる目隠しはとても効果があります。
UVを99%以上カットしますので人体や家具・床の日焼け対策にもなりますし、割れたガラスの飛散防止効果もあります。
グラデーションフィルムは1枚で何役も担えるとっても優れもの!
ご検討の場合はぜひいちど弊社までご相談くださいませ(^^)