家具の日焼け・色あせを防ぐには?ソファや床を紫外線から守る方法
家具の日焼け・色あせを防ぐには?ソファや床、大切なインテリアを紫外線から守る方法


日当たりのよいリビングは、明るく開放的で気持ちのよいものです。
窓から差し込む自然光の中でソファに座ったり、お気に入りの家具やインテリアに囲まれて過ごしたり。そんな暮らしに憧れる方も多いのではないでしょうか。
一方で、窓から入る太陽光には気をつけたいこともあります。
それが、ソファや床、カーペットなどの「日焼け・色あせ」です。
特に窓際は太陽光の影響を受けやすく、長い年月をかけて少しずつ色や風合いが変化していくことがあります。
しかも、影響を受けるのは家具だけではありません。
ソファ、カーペット、フローリング、壁紙、カーテン、本、写真、フィギュアなど、室内には光の影響を受けるものがたくさんあります。
せっかく気に入って選んだものだからこそ、できるだけ長く大切に使いたいですよね。
そこで今回は、室内のインテリアを日焼けや色あせから守る方法と、窓ガラスフィルムによる紫外線対策について、窓ガラスフィルム施工の専門店Harumadoが解説します。
Table of Contents
1.お気に入りのソファ、窓際に置いても大丈夫?

大きな窓の近くにソファを置くレイアウトは、リビングを明るく開放的に見せてくれます。
外の景色を眺めながらコーヒーを飲んだり、自然光の中で本を読んだり。
窓際だからこそ楽しめる心地よさがあります。
家具・インテリアメーカーの関家具さんも、ソファの「窓際配置」について、自然光を取り込みやすく、景色を楽しみながらくつろげるレイアウトとして紹介しています。
その一方で、窓際に家具を置くときに考えておきたいのが、日差しによる影響です。
特にソファは、一度購入すると長く使う家具です。
購入したときには鮮やかだった張地が数年後に色あせていたり、窓側と室内側で色の違いが生じたりすることがあります。
だからといって、
「日焼けが心配だから窓際には置かない」
「昼間もずっとカーテンを閉めておく」
というのも少し残念ですよね。
大切なのは、光を避けることだけではなく、光と上手に付き合うこと。
ソファの配置とあわせて、窓から入る紫外線への対策も考えてみましょう。
ソファの配置について詳しく知りたい方へ
ソファの壁付け・中央配置・窓際配置など、具体的なレイアウトについては、関家具さんの「リビングのソファ配置で失敗しない!間取り別レイアウトと快適に暮らすコツ」で詳しく紹介されています。
関家具「リビングのソファ配置で失敗しない!間取り別レイアウトと快適に暮らすコツ」
2.室内でも家具やインテリアは日焼けする?

「窓ガラスがあるから、室内なら紫外線は大丈夫」
と思われるかもしれません。
しかし、一般的な窓ガラスですべての紫外線を防げるわけではありません。
そのため、日当たりのよい窓の近くにある家具やインテリアは、長期間にわたって紫外線などを含む太陽光の影響を受け続けることになります。
家具の色あせは「紫外線だけ」が原因ではありません
ここで、ひとつ知っておいていただきたいことがあります。
家具やインテリアの退色・変色・劣化は、紫外線だけですべてが決まるわけではないということです。
太陽光に含まれる紫外線のほか、可視光線や赤外線、さらに素材そのものの性質、湿度、空気、使用環境など、さまざまな要因が関係します。
そのため、
「UVカットフィルムを貼れば、家具が絶対に色あせない」
ということではありません。
しかし、紫外線はインテリアの退色や劣化に関係する、主力要因となります。
窓から入ってくる紫外線をできるだけ減らすことは、大切なインテリアを長く使うための対策のひとつになります。
3.こんなものも?紫外線の影響を受けやすいインテリア
日焼けというと、フローリングや家具を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし室内を見渡してみると、光の影響を受けるものは意外にたくさんあります。
ソファ

窓際に置くことが多く、日差しの影響を受けやすい家具のひとつです。
ファブリックの張地では色あせ、本革や合成皮革では素材の変化などが生じることがあります。
特に注意したいのが、ソファの一部分だけに日差しが当たり続けるケースです。
長期間同じ場所に置いていると、窓側と室内側などで色の違いが目立つことがあります。
お気に入りのソファを長く使いたいなら、購入時や配置を考える段階から窓のUV対策も一緒に考えておくとよいでしょう。
カーペット・ラグ

カーペットやラグも、日当たりのよい場所では色の変化が起こることがあります。
普段は気づかなくても、テーブルやソファを移動させたとき、
「家具の下だけ色が違う」
ことに気づくケースがあります。
お気に入りのラグを長く楽しみたい場合も、窓からの日差しには注意したいところです。
フローリング・畳

床は窓から入った光を長時間受けやすい場所です。
フローリングは木材や表面仕上げによって色の変化の仕方が異なり、畳も時間とともに色が変化します。
家具やカーペットの下と、日光が当たっていた部分との色の差が、模様替えをしたときに目立つこともあります。
色の変化は退色や劣化のサインなので、UV対策があるとよいでしょう。
壁紙・壁材

意外に見落とされやすいのが壁です。
日差しが入りやすい部屋では、壁紙や壁材も長期間光の影響を受けます。
時計や額縁、家具などを長期間同じ位置に置いたあとに動かすと、周囲との色の違いに気づくことがあります。
カーテン

カーテンは室内への日差しを遮ってくれる存在ですが、そのカーテン自身は窓のすぐ近くで太陽光を受けています。
特に日当たりのよい窓では、生地の色や素材によって長期間使用した際の経年劣化が目立つ場合があります。
つまり、「家具を守ってくれるカーテン自身も、日差しの影響を受けている」ということです。
本・漫画・雑誌

窓際の本棚に本を並べている方は注意が必要です。
背表紙の色あせや紙の変色などは、一度起こってしまうと元の状態へ戻すことが難しくなります。
特にお気に入りの本、写真集、画集、コレクション性の高い書籍などは、保管場所とともに窓から入る光への対策も考えておきたいところです。
写真・ポスター・絵画

家族写真、子どもの写真、お気に入りのポスターやアート。
こうしたものの中には、家具以上に「同じものを買い直せないもの」があります。
大切な思い出や作品を長く飾りたい場合は、額縁などで個別に対策するだけでなく、部屋に入ってくる紫外線そのものを減らすという考え方もあります。
フィギュア・模型・コレクション

フィギュアやプラモデルなどに使われている樹脂や塗料も、長期間光にさらされることで変色などが生じることがあります。
また、コレクターにとっては本体だけでなく、パッケージも大切なコレクションの一部ではないでしょうか。
ガラスケースに入れていても、ケース自体のUVカット性能によっては別途対策を検討する必要があります。
木製家具・ダイニングテーブル

天然木を使った家具は、時間とともに色合いや風合いが変化していきます。
こうした経年の変化は木材ならではの魅力でもありますが、日差しが一部分だけに強く当たり続けると、場所によって色の差が生じることがあります。
ダイニングテーブル、チェスト、テレビボードなど、長く使いたい家具ほど日当たりも確認しておきましょう。
ピアノ・楽器

ピアノや木製楽器なども、直射日光をできるだけ避けたいもののひとつです。
木材や塗装など複数の素材が使われているため、紫外線だけでなく温度や湿度にも注意が必要です。
窓際に設置する場合は、楽器メーカーが推奨する設置・保管条件を確認したうえで、必要に応じて窓側の日射対策も検討しましょう。
4.インテリアの日焼け・色あせを減らす6つの方法

家具やインテリアを日差しから守る方法は、窓ガラスフィルムだけではありません。
カーテンやブラインドにもUVカット性能は当然ありますし、配置によって対策できることもあります。
それぞれメリット・デメリットがあるため、暮らし方や部屋の使い方に合わせて選ぶことが大切です。
| 対策 | UV対策 | 明るさ | 景色 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 遮光カーテン | ◎ | △ | × | 光そのものを遮りやすい |
| UVカットレースカーテン | ○ | ○ | △ | 手軽に取り入れやすい |
| ブラインド・ロールスクリーン | ○ | △〜○ | △ | 光の量を調節しやすい |
| 家具を窓から離す | △ | ◎ | ◎ | 費用をかけずにできる |
| 家具・展示物を個別に保護する | △ | ◎ | ◎ | 大切なものを個別に対策できる |
| UVカットフィルム | ◎ | ◎※ | ◎※ | 窓から入る紫外線を入口で減らせる |
※フィルムの種類によって、可視光線透過率、紫外線カット性能、色味、反射などは異なります。
このように、どの方法が一番優れているというわけではありません。
たとえば、
「とにかく光を遮りたい」
のであれば、カーテンやブラインドは有効な方法です。
一方、
「昼間はカーテンを開けて過ごしたい」
「日当たりのよさを残したい」
「窓からの景色を楽しみたい」
という方には、窓ガラスフィルムという選択肢があります。
5.カーテンを閉めずに紫外線対策するなら「窓」で防ぐ

家具の日焼けを抑えるために、ソファ、床、カーペット、本棚、写真……と、一つひとつ個別に対策するのは大変です。
そこで、考え方を少し変えてみましょう。
紫外線の「入口」で対策する
室内に紫外線が入ってくる大きな入口が「窓」です。
そこで、家具側ではなく窓側で紫外線を減らすという方法があります。
それがUVカット機能を備えた窓ガラスフィルムです。
窓ガラスにフィルムを施工することで、窓を通過して室内へ入ってくる紫外線を大幅に減らすことができます。
つまり、
ソファだけを守る。
床だけを守る。
本だけを守る。
のではなく、
「部屋に入ってくる紫外線そのものを窓で減らす」
という考え方です。
これなら、同じ部屋にあるソファ、ラグ、フローリング、カーテン、本、写真、アートなどをまとめて紫外線から守る対策になります。
6.UVカットフィルムなら、明るさや景色を楽しみながら対策できる

UVカットフィルムというと、
「窓が暗くなりそう」
「色の付いたフィルムを貼るの?」
と思われる方もいるかもしれません。
しかし、窓ガラスフィルムにはさまざまな種類があります。
UVカットを目的とした透明度の高いタイプなら、室内の印象や窓からの景色を大きく変えずに紫外線対策をすることができます。
「明るい部屋」と「UV対策」は両立できる
カーテンを閉めれば、日差しを遮ることはできます。
ただ、その間は外の景色も見えにくくなり、室内も暗くなります。
透明度の高いUVカットフィルムなら、
-
昼間はカーテンを開けて過ごしたい
-
自然光の入る明るいリビングが好き
-
窓からの景色を楽しみたい
-
インテリアの日焼けもできるだけ抑えたい
という希望を両立しやすくなります。
特に大きな窓があるリビングでは、窓の開放感を生かしたまま紫外線対策ができることが大きなメリットです。
UVカット率だけでフィルムを選ばないことも大切
家具の日焼け・色あせ対策では、「UVカット率が高ければすべて解決する」と考えないことも大切です。
前述したとおり、退色や劣化には紫外線以外に可視光線や熱なども関係します。
また、窓ガラスには透明ガラス、複層ガラス、Low-E複層ガラスなどさまざまな種類があり、使用できるフィルムも異なります。
そのため、「何を守りたいのか」「どの程度明るさを残したいのか」「どんなガラスに施工するのか」まで考えて選ぶことが重要です。
7.ソファを窓際に置きたいなら、UV対策も一緒に考えよう

窓際にソファを置くと、自然光が入る明るい空間でくつろぐことができます。
窓の外を眺めながら本を読んだり、家族と過ごしたり。
でも、せっかく気に入ったソファを購入したのに、
「日焼けが心配だから窓際には置けない」
となってしまうのは少しもったいないですよね。
そこで、
「家具を日差しから遠ざける」だけでなく、「窓から入る紫外線を減らす」。
という考え方を取り入れてみてはいかがでしょうか。
家具の配置を考えることと、窓から入る紫外線への対策を一緒に考えることで、インテリアを守りながら、レイアウトの選択肢も広げやすくなります。
ソファをどこに置くか。
そして、
そこに置いたお気に入りのソファを、どう守るか。
どちらも、心地よいリビングづくりの大切なポイントです。
ソファの具体的な配置やレイアウトについては、関家具さんの「リビングのソファ配置で失敗しない!間取り別レイアウトと快適に暮らすコツ」もぜひ参考にしてください。
関家具「リビングのソファ配置で失敗しない!間取り別レイアウトと快適に暮らすコツ」
8.UVカットフィルムはこんな方におすすめです

UVカットフィルムは、単に「紫外線が気になる」という方だけのものではありません。
たとえば、
-
新しく購入したソファを長く大切に使いたい
-
無垢床やお気に入りのラグの日焼けが気になる
-
本や漫画、写真、アートを室内に飾っている
-
フィギュアや模型などのコレクションを大切にしている
-
日当たりのよいリビングが好き
-
新築やリフォームを機にUV対策をしておきたい
-
昼間からカーテンを閉めたくない
-
外の景色を楽しみながら暮らしたい
そんな方に向いています。
特に、
「カーテンを開けて暮らしたい。でも紫外線はできるだけ室内に入れたくない」
という方にとって、窓ガラスフィルムは検討する価値のある方法です。
9.大切なインテリアを「光を楽しみながら」守る

ソファも、床も、本も、写真も。
気に入って選んだインテリアだからこそ、できるだけ長く大切に使いたいものです。
家具の日焼け対策というと、
「カーテンを閉める」
「家具を窓から離す」
という方法を思い浮かべるかもしれません。
もちろん、それも有効な方法です。
でも、日当たりのよさや窓から見える景色まで諦める必要はありません。
窓から入ってくる紫外線を、入口で減らす。
UVカットフィルムなら、明るく開放的な室内を楽しみながら、大切なインテリアへの紫外線の影響を減らすことができます。
ただし、家具やインテリアの色あせ・劣化には、紫外線以外にも可視光線、熱、素材、使用環境などさまざまな要因が関係します。
そのため、窓ガラスフィルムは「日焼けを完全に防ぐもの」ではありません。
それでも、これから何年、何十年と過ごす部屋だからこそ、窓から入ってくる紫外線をできるだけ減らしておくことには意味があります。
お気に入りのものを大切に扱い、できるだけ長く暮らすために。
家具を選ぶとき、インテリアを考えるとき、窓のUV対策についても、一緒に考えてみてはいかがでしょうか。
Harumadoでは、窓の大きさやガラスの種類、ご希望の仕上がりなどを確認しながら、お住まいに合った窓ガラスフィルムをご提案しています。
「透明なフィルムでUV対策したい」
「今の窓に施工できる?」
「部屋を暗くせずに対策したい」
といったご相談も、お気軽にお問い合わせください。
家具の日焼け・UV対策についてよくある質問

Q1.窓ガラスがあれば、家具への紫外線は防げますか?
一般的な窓ガラスでも一部の紫外線は遮られますが、すべてを防げるわけではありません。そのため、窓際のソファや床、カーペットなどでは、長期間にわたる光の影響を考えておく必要があります。
Q2.UVカットフィルムを貼れば、家具は日焼けしなくなりますか?
完全に防げるわけではありません。家具やインテリアの退色・劣化には、紫外線だけでなく可視光線、熱、湿度、素材など複数の要因が関係します。UVカットフィルムは、その中の紫外線による影響を大幅に減らすための対策です。
Q3.UVカットフィルムを貼ると部屋は暗くなりますか?
フィルムによって異なります。透明度の高いUVカットフィルムを選べば、室内の明るさや窓からの景色を大きく変えずに紫外線対策をすることができます。
Q4.ソファ以外には、どんなもののUV対策になりますか?
カーペットやラグ、フローリング、壁紙、カーテン、本、写真、ポスター、アート、フィギュア、木製家具など、室内にあるさまざまなものへの紫外線対策になります。
Q5.カーテンとUVカットフィルムはどちらがいいですか?
どちらにもメリットがあります。光そのものを遮りたい場合はカーテン、昼間もカーテンを開けて明るさや景色を楽しみたい場合はUVカットフィルムが適しています。両方を組み合わせる方法もあります。
Q6.Low-E複層ガラスにもUVカットフィルムは貼れますか?
Low-E複層ガラスは、ガラスの構成やLow-E膜の位置、使用するフィルムなどによって施工可否が異なります。ガラスの熱割れリスクなども確認する必要があるため、施工前にガラスの種類を確認したうえで適切なフィルムを選ぶことが重要です。
UVカットと目隠しを同時に叶えたい時は↓

