窓ガラスに飛散防止を貼りたい!でも厚みがいろいろある?
厚くなるほど強くなる!ご要望と施工環境によって厚みが選べます
|台風対策(強飛散防止フィルム)・久留米市善道寺町T様邸|
今日は久留米市のお客様宅で吹き抜けの窓2面に強飛散防止フィルムを施工させて頂きました。
去る台風10号の際に窓ガラスの対策の必要性を痛感されたそうで、「できるだけ厚みのあるフィルムで台風対策をしたい」とのご要望でした。
できるだけ強い台風対策、高さが5m弱の吹き抜け窓、足場上の作業という観点から、フィルムの厚みは100ミクロン、なおかつ2名体制で安全第一の作業となりました。
通常吹き抜け窓2面分の面積だったら、1時間くらいで全工程が終わりますが、高所とフィルムの厚みがあることから3時間ほどかけて、安全第一と仕上がりを意識して作業を行い、無事に納めることができました。
厚みによって変わる飛散防止性能
さて、飛散防止フィルムのは厚みが増すほどに窓ガラスが破られにくくなるという特徴があります。
もっとも基本的なタイプは厚みが50ミクロンで、病院市役所や消防署、自衛隊基地などに多く施工されています。
施工実績が豊富であり、経年劣化後の貼り替えが(職人レベルで)しやすいという利点があります。
以降厚みが増すごとに
100ミクロン…強飛散防止フィルム
200ミクロン…準防犯フィルム
350ミクロン…防犯フィルム
420ミクロン…防爆フィルム
などと通称で呼ばれます。
この名前にある通り、厚みが増すごとにフィルムの強度が増すので、災害対策にも当然用いることができます。
一方で厚くなるにつれて施工が難しくなります。
具体的には「経験・腕力・握力」が必要になるので、施工する窓によっては厚みの種類が限定されることがあります。
今回のお客様宅の場合だと吹き抜け窓に貼り付けるので足場が必要です。
その足場はアルミ製のローリングタワーを組むのですが、厚みのあるフィルムを施工する時に腕力を使いすぎると、足場が浮き上がってしまい危険な状態になります。
簡単に倒れるような足場ではないので極端に心配をする必要はないのですが、安全に施工できるようにフィルムの厚みを調整する必要があります。
画像のような吹き抜け階段の上は足場を支えるアウトリガーを十分に広げることができないので1名の補助をつけて、なおかつフィルムの厚みを100ミクロンにして腕力で足場が浮かないように、かつできるだけ強い飛散防止対策を施すようにしました。
台風対策で飛散防止フィルムを貼りたいとご連絡をいただくお客様のうち、半数は吹き抜けの窓のご依頼です。
当社ではどのお問い合わせも断らず対応させていただいております。
窓に環境によっては厚みをお選びいただけますので、まずはお気軽にご連絡くださいませ(^^)
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