新築一戸建て・マンションで床や家具を日焼けから守る方法8選
ピンポイントの対策から室内まるごと99%カットする方法までご紹介
国家資格1級ガラスフィルム施工技能士
Harumado 平井 喬
この記事を読むための時間:5分
2023年11月23日更新
慌ただしい引っ越し作業。各種手続きが済み、荷捌きも終わり、挨拶も済ませてようやく一段落。ほっと一息ついて新しい日常が始まると、緊張とストレスも徐々になくなり色々なものが見えてきますよね。
品揃えのいいスーパーや雰囲気のいいカフェ、意外と近くにある明るい公園など、発見があるとうれしくなります(^^)
しかし、その発見は嬉しいものばかりではないことも・・・。
特に紫外線についての「想定外のトラブル」は住んでみてわかることもありますよね。そこでこの記事では、新築にお引っ越し後の「想定外の紫外線トラブル」について、その内容と解決方法をまとめますのでぜひご参考にされてください。
Table of Contents
新築の紫外線トラブルランキング
想定外の紫外線トラブル。まずは弊社によせられるお問い合わせを、ランキングでご紹介します。
1位 思っていた以上に日が当たる
内覧時や引っ越し中には気づきにくいのが「日当たり」です。実際に住んでみてわかることがほとんどで、大きな窓、たくさんの窓、吹き抜け窓、太陽光が差し込む角度や範囲などが「思っていた以上」になることが多いようです。
2位 カーテンを閉めると暗くなる
窓が大きく、太陽光の明かるさが魅力の室内でよくおきるトラブルです。内覧や引っ越し中はカーテンがないので明るいのですが、いざ取り付けてみると「あれ?暗い・・・」と感じてしまいます。カーテンが悪いのではなく明るさに慣れたことが原因です。
3位 どの対策にすればいいのか迷う
費用が安くてもUVカット率が6割ほどだったり、効果が高くても費用が高いなど、玉石混交の対策の中からベストの手段が見つからないことがあります。
4位 対策が後回しになっていた
新生活はやるべきことの連続。優先順位の高いものから対応するとUV対策が後回しになることも。一日二日で紫外線による目立った劣化が進むことはありませんが、できるだけ綺麗な状態をキープしたいものです。
5位 オプションが高い
ハウスメーカーや販売会社は「オプション」として様々なサービスを用意しています。フロアコーティングや窓インテリアもオプションですが、中間業者が多数入ったりマージンを高く設定するなど費用は高くなりがちです。
これらの紫外線トラブルはひとつだけでなくいくつも重なることがあります。
貴方様のケースではいかがでしょうか?
紫外線はほぼ100%が窓から入る
さて、そのトラブルの原因となる紫外線はほぼ100%が「窓」から入ります。
そして紫外線は反射と散乱を繰り返してお部屋の奥まで到達し、窓から離れた場所にある本や写真、壁紙を変色させることも。分厚い大気の層を通り抜ける紫外線にとって、室内のわずかな距離はどうってことないのです。
窓の対策で空間全体をUVカット
そこで、対策の第一歩、最も基本的な方法は「窓でUVカット」ということになります。
窓から紫外線が入ってこなければ、床、壁、家具、様々なインテリアの日焼けをまとめて対策できる!ということで、その方法をご紹介します。
UVカットレースカーテン
UVカット対策といえばやはりカーテン。UVカット率は最高で90%ととても高いです。透け感を重視するとカット率が60%くらいまで下がるため70%~80%の製品が人気があります。
UVカットロールスクリーン
今増えているのがロールスクリーン。カーテンと比べ窓周辺がすっきりがとするスタイリッシュさが特徴で、UVカット率は最高98%ほどと高い効果があります。
日除けシェードやよしず
窓の外側の対策がシェードなど。窓に密着しないため紫外線が入る空間がどうしてもできますが、目隠しや暑さ対策もできる点はメリット。高層マンションでは取り付けできないこともあります。
植物グリーンカーテン
比較的短い期間で成長する「つる植物」をUVバリアにする方法。見た目のリラックス効果もあります。虫の発生など配慮が必要です。
UVカットフィルム
カット率はインテリアのなかで最も高い99%以上で、性能は日本産業規格(JIS)で規定されています。ガラス直貼りなので紫外線が入る隙間がないのが特徴。種類が豊富で選ぶ楽しさもあります。
ピンポイントの対策で個別にUVケア
フロアコーティング
フローリングのUVカットといえばフロアコーティング。20年以上持つなど耐久性があり傷にも強いのが特徴です。塗料に用いられるのは国交省の認定検査において「F☆☆☆☆等級」のものばかりなので、健康の心配はまずありません。
ソファーカバー
ソファーはリラックス時間の最高のアイテム。こだわることも多いですよね。カバーを使うことでソファー自体が日焼けせずいつまでもきれいなまま。汚れてもカバーを洗うだけでいいので、お手入れも簡単です。
写真や絵のラミネート
お気に入りの写真や絵は見えるところに飾っておきたいですよね。UVカット効果のあるラミネート加工をすることや専用の額縁にいれておくと日焼け防止の役にたちます。
フィルムのことを少し詳しく
さて、以上様々なUVカットの対策をご紹介しましたが、弊社がガラスフィルム施工のお店なので、ちょっとだけ詳しくフィルムのことをご紹介します。
紫外線99%カット
なんといっても最大の性能は紫外線を99%もカットできるということです。
紫外線チェッカーを使うと貼り付け前後の数値変化が見られるのですが、「1200→0」の変化を見た私の妻が「キャー☆♬★彡♪♡」という、プロポーズ以来聞いたことのない歓声を上げました。それくらい効果があります(^o^)
無色透明
そして見た目は無色透明なのでまるで貼っていないような今までと同じガラスのような仕上がりです。見た目を邪魔しないので外の景色が見えます。
目隠しができるタイプもある
また、UVカットしつつ「外から室内が見えず室内から外が見える」目隠しタイプもあるので、ご近所さんや道路がが近い場合はプライバシーを守れます。
ご自宅の窓の紫外線を実測
UVチェッカーとサンプルで「見える化」
ここまで新築向けのUVカット対策をご紹介しましたがいかがでしたか?
もしフィルムに興味をお持ちでしたら(とても嬉しい<^o^>)、実物サンプルとUVチェッカーを持参してお客様のご自宅で紫外線を実測いたします。明確な差をぜひご確認ください。実測は無料!その場でお見積もりもお示しいたします。
長所で短所を補い合う
最後に、フィルムに限らずカーテンやフロアコーティング等にはどれにも長所短所があり短所をカバーするために併用しているケースもあります。我が家ではレースカーテンとフィルムを併用しています。
不明なことや疑問点がありましたら遠慮なくお申し付けくださいませ。プロの立場から、そして利用者の立場のどちらからもお答えできるかと思います。
この記事が新築のUVケアに悩まれている皆様のお役に立てると幸いです。
最後までご精読ありがとうございました。
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