ブログ一覧


窓ガラスフィルムの耐久年数はどれくらい?

内貼りで平均10年耐久!貼り替えのコストを比較 

 

具体的な劣化の現象

 

よくお客様から「フィルムは何年間使えますか?」と聞かれます。

私はフィルムメーカーが各社のHPなどで公表している見解をもとに説明をしますので、お客様には10年前後とお伝えしています。

 

これは理論値ではなく、普段フィルムの施工をしている中で、実際の使用感でもやはり10年くらいが使用の限界だと感じます。

10年を超えるとフィルムの接着面が白く濁ってきたり、全体的にゆがみがみられたり、色むらがでてくるなど、なんらかの劣化のサインがでてきます。

 

画像は「ゆがみ」が見られる経年劣化の様子です。

 

窓ガラスフィルムの劣化

 

シルバーの遮熱目隠しフィルムの劣化の様子ですなのですが、やや気味の悪い「ゆがみ」がガラスの全面にみられます。

 

次に白く濁った窓の画像です。

 

経年劣化「白濁」

 

全体的にぽつぽつと白い斑点が見えます。

これはフィルムの表面ではなく、ガラスに固着している接着面が紫外線の作用で劣化して白く濁って見える現象です。

表面ではないため、汚れかな?と思って拭き掃除をしてもまったく取れません。

そうと知らずに力をいれて掃除をすると、表面のハードコート層を傷つけてしまい、今度は表面が擦り傷が入ってしまってより劣化を促進させることになります。

 

いずれの劣化の現象も、10年を過ぎた状態のフィルムで発生しているものです。

ここまで劣化が進むと飛散防止性能やUVカットの性能は極端に落ちています。

劣化が進むほどにフィルムとしての機能がほとんど失われてしまいますので、簡単に言えば「窓に張り付いて乾燥したセロテープ」のような状態で、もはや張り付いているだけのもの、にしかなりません。

 

見た目も悪くなるため、劣化のサインが出て来たら貼り替えの目安と思って下さい。

 

判断基準は「劣化するならいらない」?

 

「UVをカットするフィルムなのに、UVで劣化するのですか?」とも稀に聞かれますが、当然劣化します。

人間だと肌に紫外線が当たっても、皮膚の代謝で劣化した肌が新しい肌に生まれ変わるので、劣化物質が蓄積されませんが。

しかしフィルムは(といいますか物質全般は)代謝がありませんので紫外線によって劣化します。

UVを99%カットする物質は主に接着層に練りこまれていますので、その成分が経年劣化すると「白濁」「ゆがみ」等の現象で現れてきます。

 

なんだ、10年しかもたないならもういいや、と思うのは早計です。

例えば最新の家電と比べてみてください。

最新の売れ筋テレビをAmazonや価格ドットコムで確認したところ、人気トップ3の機種平均は24万円です。

これらの耐久年数は7年から10年と表示されています。

 

フィルムはどのくらいでしょうか?

昨年弊社の個人宅の平均施工面積は18㎡です。LDKや寝室、子供部屋などに設置されている窓ガラスに貼るとなると、およそこれくらいが平均です。

昨年一番施工が多かったフィルムは「飛散防止&UVカットフィルム」で、1㎡の単価が11,000円(税込)です。

単純なかけ算で料金が出ますので、計算しますと

 

18㎡×11,000円=198,000円

 

となります。

耐久年数は10年です。

 

これを1年当たりで計算すると19,800円

1ヶ月だと1,650円

1日だと55円となります。

 

テレビは平均7~10年で24万円なので、比べるまでもなく差があきらかです。

 

ところで、テレビとフィルムでは目的が違うので比べようがない、と思いますよね。

私もそう思います。

 

生活必需品ではないけれど

 

しかし、両者に共通することがあります。

それは「生活必需品ではない」というとです。

どちらもなくても大きく困りません。

テレビを見ずにネット配信番組を楽しんでいる人や、フィルムではなくカーテンを使う人など、なくても何も問題なく生活はできます。

 

しかし、異なる点があります。

「健康と安全のために役にたてるか」ということです。

 

フィルムを貼っていると、台風や地震の際に最悪ガラスが割れても室内に飛散するのを防ぎます。

怪我の防止と、逃げ道の確保が可能になります。

近年激甚化する台風対策として、昨年9月の台風9号から10号にかけての1週間で120件ものお問い合わせをいただきました。

通常だとこの月は多くて20件ほどの問い合わせなので、それだけ安全に役に立つと思っていただいたのだと思います。

 

また紫外線を99%もカットしますので、当然人体の過剰な日焼けを防ぎますし、家具や家財道具・設備・備品の劣化も防ぎます。

適切にお手入れと貼り替えをすれば、本が黄色くなったり床やたたみが焼けることはありません。

健康と安全に直接的に役に立てるといえます。

 

一方でテレビは貴重な情報源となります。その情報を健康や安全に役に立てることはできますが、ネットニュースやラジオ、新聞など代用するものも多くあります。

情報源とするならば機能や性能を絞って最低限の料金にすればいいのですが、そうではなく最新の「8K」「ネット配信サービス連携」「5G接続」などの付加価値のある製品が売れ筋上位に並びます。

つまり、娯楽・嗜好品としての位置づけです。

 

私はこれを決して否定しません。

物の価値判断は人それぞれだからです。

我が家にもテレビはありますし、子供が夕方になると「おかさんといっしょ」に夢中になってくれるので、家事がはかどります。

とても助かります。

 

お米や水とは違い、窓ガラスフィルムやテレビは生活必需品ではありませんが、生活を豊かに、便利にしてくれる製品です。

しかしそれらは当然劣化し、買い替えが発生します。

その際のコストと目的を比べると、「家電よりも長持ちしてコストが抑えられる」「健康と安全に直接役にたてる」という違いがあることに気づきます。

 

フィルムを貼るかどうかで悩んでおられましたら、ひとつの判断材料になると幸いです。

プライバシーポリシー  /  特定商取引に基づく表記      Copyright (C) 2020 Genkibaiカンパニー. All rights Reserved.