目隠しミラーフィルムは室内が暗くなる?いえ、明るさキープでしっかり目隠しできます
外から中は見えず室内から外は見える
国家資格1級ガラスフィルム施工技能士
Harumado 平井 喬
2022年5月27日更新
見た目の変化が気になる・・・
「隣にマンションが建つのでリビングを目隠ししたい」
「お向かいさんと目が合って気まずい」
「子供部屋が覗かれないか心配で・・・」
お家にいながら外からの視線が気になると、居心地が悪くなってしまいますよね。
ガラスフィルムの施工業を営む弊社には、窓の目隠しをしたいお客様から多くのお問い合わせをいただきます。
その中で最も多いものが
●外から室内が見えず室内から外がみえる
●部屋が暗くならない(明るいまま)
というご希望。それもそうですよね、室内を明るいままにしておきたいのは、理屈抜きで共感できます。
結論をいうとミラーフィルムを貼ることで室内は明るいまま目隠しできます。思っているよりも室内の見た目は自然で、外側はミラーのように見えるのでプライバシーを守れるんです。
ただ、ミラーフィルムの濃淡によって少し暗さを感じることも。そこでこの記事では、お客様からいただいたご質問をベースにして、目隠しミラーフィルムの見た目の違いや選び方を分かり易くご紹介します。
目隠しフィルムのビフォーアフター
ミラーフィルムを貼って、本当に外から室内が見えなくなるのか気になるところですよね。
百聞は一見に如かず!ということで、まずは実際に貼り付けたお客様宅のビフォーアフター画像をご覧いただきます。
大きく分けて「濃色タイプ」と「淡色タイプ」の2種類!
最初は淡色タイプです。
淡色(薄色)タイプ
フェンスから1mの至近距離で撮影しています。ビフォー画像では床、家具、照明がよく見えていましたが、フィルムを貼ると風景が映り込み、室内の様子はほぼ見えなくなりました。よく見ると窓際のレースカーテンが薄っすらと見えますが、映り込む風景や人物に意識が向くので心理的に室内をのぞき見ようとは思いません。
ガラスは一般的なペアガラスです。4割ほどの採光ですが、注意して見なければフィルムを貼っているとが分からないくらい明るいです。多くのお客様が「もとからこれくらいの見た目のガラスみたい」と仰られます。
濃色タイプ
撮影日は小雨交じりの天気で室内外の明暗差が小さい日でしたが、施工前に丸見えだった室内が、施工後はまったく見えなくなりました。見えるのは反射している隣家やベランダの様子です。
施工前と比べて壁と床の明るみがやや減ったものの大きな違和感は感じにくいと思います。2割程の採光でも室内は明るいです。
どちらを選ぶといいのか?
さて、画像でご紹介した「淡色」と「濃色」のミラーフィルムの違いを簡単にまとめると、こうなります。
どちらのタイプも目隠しができることに変わりはありません。違う点は「明るさを取り込む割合」です。明るさを重視すると窓際や室内が少し見えることがあります。一方でしっかり目隠しをすると暗さを感じることがあります。そのため、画像だけでなくサンプルフィルムで事前に必ず確認することが大切です。
なんで見えなくなるの?
反射して室内を目隠し
室内が「見える」か「見えない」かを決めるのは、もちろん「明るさ」です。別名を「可視光線」とも言われる明るさは、ガラスをほぼ素通りする性質があるため室内が丸見え状態になります。つまり、ミラーフィルムを貼って可視光線を外側に反射することで目隠しできるということです。
窓際温度マイナス19℃で夏場が快適!
このミラーフィルム、目隠し性能だけではありません。遮熱(暑さ対策)のレベルはあらゆるインテリアで№1!最高で窓際温度マイナス19度ほども低減できるので、夏場のエアコンの効きがグンとよくなります。当然節電にもつながるので、フィルムを貼ることで電気料金を削減できます。
サンプルで事前にチェック
さて、ここまで目隠しミラーフィルムのことをご説明しましたが、いかがでしたか?「外からの見た目」と「室内の明るさ」をどの程度にするのか、この二つが選ぶポイントです。
そこで弊社では事前に見た目や明るさをご確認いただくために無料現地調査にお伺いします。サンプルで見比べることで「画像や説明よりも納得感が違う」と好評で、お見積りも同時にお伝えいたします。
ところでミラーフィルムは夜になると室内外の見え方が逆転し、外から室内が見えて室内側は鏡のようになります。そのため夜はカーテン等を閉めて目隠しをしましょう。
ご不明な点がありましたらどんな小さなことでも結構ですので、ぜひお問い合わせくださいませ(^o^)/
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