窓ガラスの台風対策「シャッター・ガラス交換・フィルム」どれが有効?
予算と効果・目的でよく検討しましょう!短工期と低予算ならガラスフィルムがおススメ!
今日は一軒家のお客様のご依頼で、ご自宅全体に防犯フィルムの施工を施工させていただきました。
防犯も主目的ですが、メインは台風などの防災も含めてお考えだったようで、本当はシャッターや納戸を取り付けようかとご検討されたとのことですが、そのための基礎や増築が必要となりかなりの高額になるため、フィルムをお選びいただいたとのことです。
実はこのようなお問い合わせが台風10号以降とても増えています。
史上最強レベルといわれた台風10号は、九州を避けるように通過しましたが、残したインパクトはとても大きかったですよね。
実際の被害として、すぐお隣の韓国ではタワーマンションの窓ガラスが割れていました。
タワマンは強化ガラスや防犯ガラスなどが設置されていて、通常のガラスの10倍近くも強度があるのに・・・
対策方法と予算
台風の対策としてすぐに思い浮かぶのが「シャッター」です。
強風で飛んできた飛来物が窓にあたると、ガラスが割れてとても危険な状態になります。
そこでシャッターがあると窓を覆ってくれるのでガラスが割れずに安全を確保できます。
しかし、かなりの高額になります。
このお客様の場合、リビングの腰高窓8枚で50万円ほどかかると言われたため、予算オーバーで断念。
次に思い浮かぶのは「防犯ガラス」へのリフォームです。
飛散防止フィルム程の厚みのフィルムをガラスで挟み込んだ、極厚のガラスのことです。
フィルムを挟んでいるので、もとから飛散防止性能があります。
台風時に最悪ガラスが割れてしまっても、室内に飛び散りません。
しかし、これも高いんです。
当然ですよね、フィルムが使われた2枚ガラスをサッシごと取り換えるわけですから。
お客様の見積もりは30万円ほどで、これも断念。
そこでフィルムはどうかとご連絡をいただきました。
現地調査でサンプルフィルムをお渡しし、その分厚さと強さをご確認いただきご納得の様子でした。
フィルムの貼り付けはガラス面だけで大丈夫なので、サッシの取り換えや足場の設置など必要ありませんので費用を抑えられます。
リビングの腰高窓で10万円ほどに落ち着いたため、それならばと気になる窓を追加されてご自宅全体に施工となりました。
その効果はどうか?
さて、気になるのはフィルムの効果です。
当然、フィルムを貼った後にお客様の目の前で窓をハンマーでたたいて効果をご確認・・・
なんてことは出来ませんので、JIS A 5754に準拠する窓ガラスフィルムの実験映像などで説明することになります。
皆様もぜひ一度この動画をご覧ください。
誤解がないようにあらかじめお伝えすると、この世の中に「絶対に割れない窓ガラス」は存在しません。
どんなに強いガラスでも、ガラスの強度を超えるエネルギーが加わると割れたりひびが入るなど、裂傷が生じます。
そのような時にフィルムを貼っておくとガラスが室内に飛び散らず安全を確保できます。
シャッターや防犯ガラスが有効である場合も当然ありますので、予算と効果、設置環境等をよくご検討いただき、ご不明なことがありましたら遠慮なくご連絡ください。
ご連絡いただきましたら総合的にアドバイスさせていただきますので、無理やりフィルムをおススメするような押し売り営業は一切しません。
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|福岡県行橋市D様|