引っ越し前の窓にフィルムを貼るベストタイミングと費用を解説
業者清掃（美装）の後が一番理想的！
国家資格１級ガラスフィルム施工技能士
Harumado 平井 喬
この記事を読むための時間：３分
新築中やリフォーム中のお家の下見をすると、図面では分からなかったことがでてきますよね。窓の外からの視線もそのひとつ。思ったよりも丸見えになるお家の中を見て「引っ越し前までに目隠ししておきたい」とのご要望からフィルムを貼りに伺うことがよくあります。そこでこの記事では、お引っ越し前にフィルムを貼るタイミングについて分かりやすくまとめたいと思います。また費用感もあわせてまとめますのでぜひ参考にされてください。
Table of Contents
フィルムをきれいに貼るために
ホコリが舞わない環境で作業
ガラスにフィルムを貼る時一番気を付けるのはもちろん「ホコリ」などが残ることです。混入することはしょうがないのですが、取り除けないくらいに混入すると美観を損ねるだけでなく性能も落ちます。そのためホコリが舞わない環境での作業がとても大切になります。
事前の清掃は必ず2回
また、ガラスは新築の時点でもある程度汚れています。建築中についた汚れをきれいに落とすために、最低でも2回は水拭き・水掃除をして表面やクレセント（鍵）の裏の見えない汚れを除去して貼り付けます。
0.1％くらいはどうしても
ただ、作業は空気中で行うためどうしても漂うホコリの混入は防げません。ガラスの美観を損ねないレベルまで除去しますが、人の目に気にならないくらいの小さなものは除去が難しいことがあります。＊性能には問題はありません
いずれにせよ、フィルム貼り付けで一番気を付けるのはホコリです。
いかにしてホコリの混入を減らせるか、がとても大切ということになります。
貼り付けのベストタイミング
さて、その「ホコリへの気遣い」をポイントにして、お引っ越し前にフィルムを貼るタイミングを解説します。
建築中は混入が最多
稀にご依頼をいただくケースが「建築中」です。材木の切り出しや壁紙の貼り付け中などの他工事と並行してフィルム作業を行うものなのですが、これが一番ホコリが舞います。当然混入がとても多いため、おすすめできる貼り付けタイミングではないです。
美装後が一番きれい
建築全工程の最終作業は美装。つまり業者によるお掃除です。美装が入ると原則隅々まできれいになるため、美装後～引っ越し作業前がフィルムの貼り付けには最も適した環境と言えます。家具もなにもない状況なので立ち会う必要もなく時間を有効に使えます。
引っ越し中はホコリが舞う
あまりお勧めできませんが、忙しい場合は引っ越し中に貼り付け作業ということもあるかと思います。しかし、引っ越し中は人や物の出入りが多く常にホコリが舞うため作業環境としてはよくないです。また同時作業は業者同士がどうしても気を使いあう必要があり、お互いの作業が非効率になりやすいです。
以上のことから、ホコリ等の混入が最も少なく、引っ越し前にフィルムをはるタイミングは美装後～引っ越し作業前がベストです。
費用を知るには
さて、フィルムを貼るベストタイミングがわかったところで気になるのは費用。なにしろ引っ越しにはなにかとお金がかかるもの。できるだけ予算を見える化しておきたいですよね。
必要なのはガラスの面積
フィルム施工のお見積もりに必要なものはガラスの面積で「横cm×縦cm」で計算します。面積を出したら各フィルムメーカーが公表している１㎡あたりの単価を掛け算します。そして交通費などを加えて見積もりを作成します。
費用について詳しくは↓
図面はサッシ込みで過大
図面を参考に見積もり依頼することもあるかと思いますが、図面はサッシ込みのサイズのためガラスのみと比べて過大な面積となります。図面で見積もりを依頼するときはあくまで「概算」として参考にする程度にとどめておきましょう。
実測で正確に見積もり
正確なお見積もりのためにはやはりガラスの実測がかかせません。しかし「自分で計測するのは心配だな」と思う場合は業者に計測を依頼するとより正確です。親切な業者は目盛りを見せながら「横が●●cmですね」と読み上げてくれます。
サンプルと体感キットで事前確認
見た目・明るさ・性能を納得するまで
さて、色々と説明をさせていただきましたが、フィルム実物の見た目や明るさ、性能はあらかじめ確認したいですよね。
弊社では気になるポイントを事前にご確認いただくために、サンプルと体感キットを持参し無料現地調査にお伺いしております。我が家の窓で実物を確認することは「納得感が違う！」と好評で、お見積りも同時にお伝えいたします。
どんな小さな疑問や質問でも大歓迎（＾o＾）
「こんな些細なことで呼ぶのは気が引けるなあ・・・」とは思わなくても大丈夫です！
遠慮なくお申し付けください。Harumadoの平井が喜んでお伺いします♪
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