劣化したガラスフィルム、自分で剥がせそうにない時はHarumadoへ。
専用の道具と技術で後を残さず剥がして貼り替えできます。
国家資格1級ガラスフィルム施工技能士
Harumado 平井 喬
無理に剥がそうとするとガラスを割ることも
今回は福岡市西区のお客様宅で劣化した目隠しフィルムの剥離作業と貼り付けでした。
劣化の具合はフィルムの種類や設置環境によって様々なのですが、このお客様宅の場合は「ひび割れ」で、全体的に広がっていました。
新しいフィルムも目隠しフィルムでしたので、まずは剥がし作業から始めます。
剥離前
やや分かりにくいですが、全体的にひびが入っており劣化がかなり進んでいる状態です。
劣化が進むとフィルムの基本性能の「飛散防止効果」と「UVカット性能」が劇的に落ちてしまいますので、劣化が見られるようになるとやはり貼り替えたほうがいいです。
ところどころガラス面が見えている部分はお客様ご自身で可能な限り剥がされたあとで、とても強く固着しているためこれ以上は剥がせなかったと仰られていました。
それだけガラスフィルムは剥がれることなくガラスに貼りつくことができるということです。
剥離後
所要時間は15分ほどで剥がし終えました。
剥がすとお向かいのお家の輪郭が何となく見えるようになりましたので、お向かいからもこちらの様子が何となく見えることは想像に難くないですね。
ここに新しい目隠しフィルムを貼ります。
貼り替え後
フロスト系の目隠しフィルムです。
明るさを約50%取り込むので室内は暗くならず、お互いに見えなくなるのでプライバシーはしっかりと守られます。
なおかつ熱い日射熱も4割もカットするため暑さ対策もできます。
仕上がりを見てお客様は「わあー、綺麗!」と喜んでいただき、とても嬉しかったです。
ガラスを割らないために
ところで劣化したフィルムを無理に剥がそうとすると、ガラスを割ってしまうことがあります。
フィルムがとても強く固着するので、剥がすには専用の道具と技術、コツが必要です。
過去に「剥がしている時にガラスを割ってしまったので、剥離作業をお願いしたいです」とご依頼をいただいたことがあります。
割れるとケガをする危険が高いですので、剥離作業は一切の遠慮、ちゅうちょなく弊社にご依頼くださいませ。
ガラスフィルムの劣化の見分け方
この「剥離&貼り付け」のご依頼はここ最近多くいただくご依頼です。
というのもフィルムの寿命は約10年でして、あるきっかけがあり10年前に急激にフィルムが貼られました。
そのきっかけとは「東日本大震災」です。
フィルムの「飛散防止性能」に注目が集まり全国的に認知されるきっかけとなったのですが、その頃貼られたフィルムが10年が経過して劣化してきているのです。
劣化のサインは「白い斑点が見える」「なんとなく曇って見える」「ゆらぎが出てくる」などで、汚れかな?と思ってゴシゴシ掃除しても落ちないものです。
年々貼り替えのご依頼が増えてきていますので、もしかしたらこの記事をご覧いただいているお客様宅のフィルムも、10年くらいが経過している場合は何かしらの劣化サインがみえるかもしれません。
見分け方がわからないこともあるかと思いますので、まずはお気軽にご相談、ご連絡をくださいませ(^^)