食器棚が倒れる前に地震対策が大切!耐震グッズや滑り止め対策も
食器棚は地震が来る前に対策をするのが大切!
この記事を読むための時間:3分
予期せぬタイミングで起こる地震には、日頃の対策が重要です。特に食器棚には、割れものが多く入っているため、地震後の片付けなどにも影響が出るため、事前の対策をしっかり行うようにしましょう。そんな食器棚の対策には、どんなところを気をつけるべきなのでしょうか。食器棚の地震対策として行いたい対策、そして食器棚以外も併せて行っておきたい地震への準備についてご案内しましょう。
Table of Contents
地震による被害防止対策のポイントとは
地震による食器棚の被害防止策には、抑えておきたい4つのポイントがあります。防止策として取り入れるべき対策方法をご紹介しましょう。
食器棚の転倒防止
地震による被害として大きな影響が出てしまう食器棚の転倒防止からお伝えしましょう。食器棚の転倒防止には、「L字型固定具による固定方法」、「突っ張り棒を使った固定方法」など、壁と固定させることがおすすめです。食器棚の転倒は、家事の最中に挟まれる危険を防ぐことができるので必ず行うようにしましょう。
食器棚の滑り出し防止
地震では、食器棚が滑る恐れがあります。滑り出しを防止するために足にゴムパッキンなどを装着させるようにしましょう。また4つ足でない場合には、滑り止め用シートなどをかませておくのもおすすめです。高さによって転倒する恐れのない食器棚も大きな衝撃で滑る恐れもありますので、注意しましょう。
食器の飛び出し防止
地震の二次災害として厄介になる食器の飛び出しを防ぐためには、扉の「耐震ロック装置」を設置することをおすすめします。耐震ロック装置は、基本的に見開きのドア式の食器棚などに設置し、中から食器が飛び出さないよう防いでくれます。食器は、割れ物が多いため、食器棚から出て割れ物が散乱する恐れがあります。足を負傷して逃げ遅れることのないよう、必ず設置するようにしましょう。
食器の中にも滑り止めシートを
食器棚の中で割れ物が散乱しないために食器の下にも滑り止めシートを敷いておくのも地震対策の一つです。食器棚から飛び出さないものの、中で割れる恐れがあります。滑り止めシートを敷いておくことで、割れ物被害を抑えることができますので、合わせてチェックしてみて下さい。
地震の災害は食器棚だけじゃない!地震前に行いたい対策とは
自宅内での地震対策は、食器棚以外にも行っておくべきものがたくさんあります。中でも被害を最小限に抑えることができる3つの対策をご案内しましょう。
飛散防止フィルムでガラスから身を守ろう
自宅内の地震の被害は、食器棚にとどまらずさまざまなものに対策が必要です。中でも窓ガラスの被害は、食器棚に匹敵するガラスの破片が散乱するトラブルになります。飛散防止フィルムを窓ガラスに貼り付けて、身を守るようにしましょう。地震による窓ガラスへの被害は、家の中だけでなく外から飛んできたもので被害を及ぼす可能性もあります。事前に飛散防止フィルムを貼り付けておくことで、トラブルを抑えることができます。
暖房機器には対震自動消火設置済みを選ぼう
冬の地震は、暖房機器によって火災を引き起こすことがあります。対震自動消火設置済みの暖房機器を選ぶことで、地震が起きた場合に自動的にスイッチを落とし、被害の拡大を防ぎます。また暖房機器の近くには、燃えやすいものを置かないことも対策の一つです。カーテンやマットレスなどは、火が燃え移りやすいので、できるだけら遠ざけるようにしましょう。
ドアと周辺には大きなものを置かない
ドアの周辺には、なるべく大きなものを置かないようにしましょう。大きな本棚などをドア付近に設置すると倒れて道を塞いでしまう可能性があります。安全な経路をしっかり確保することも身の危険を回避することができますので、置くものを少なくすることも大切なポイントです。また玄関にもなるべくものを置かないことも併せてチェックしておきましょう。
食器棚には対策が必須!地震に備えた安全策をチェックしよう
地震対策は、日頃の準備により被害を最小限に抑えることができます。特に食器棚は、二次災害として食器が割れる恐れがあるため、厳重な対策を行うことをおすすめします。また食器棚以外の地震対策についてもお話ししましたので、こちらを参考に地震に備えた安全策をチェックしておきましょう。
次の記事へ
窓ガラスフィルムがあればカーテンが不要になる理由とは? »