大切な家具を色褪せから守る!インテリアの日焼け予防対策とは
紫外線で色褪せ?家具の日焼け予防が大切!
この記事を読むための時間:3分
部屋の中を明るく照らしてくれる太陽の光、日当たりの良さは、部屋全体に明るい印象を与えてくれることから、空間づくりの際に重視する方も多いでしょう。しかし日の光が原因で大切な家具が日焼けしてしまったということも少なくありません。太陽の光に含まれる紫外線は、人肌にダメージを与えるだけでなく、家具にもダメージを与えてしまうため、知らず知らずのうちに色褪せなどを引き起こしてしまう可能性があります。そんな紫外線によるダメージから家具を守るための予防策をお伝えしましょう。
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そもそも日焼けをする原因とは?
家具が日焼けをする原因は、太陽光に含まれる紫外線の光です。紫外線は、インテリア材中の化学成分が化学反応を起こすことで生じてしまう現象です。この化学変化によって、変色(日焼けや色褪せ)を起こします。インテリアの材中には、さまざまな変色原因物質が含まれているため、色が濃くなる場合と淡くなる場合があります。素材によっても色の変化が異なり、変色の要因を解明するのはは非常に困難とも言われています。
素材別!日焼けによる色褪せ以外の影響とは
家具の素材は、日焼けや色褪せ以外にも紫外線によるさまざまな変化を起こすことがあります。素材別の日焼けによる色褪せ以外の影響についてチェックしていきましょう。
木
木材は、紫外線を浴びることで劣化を起こし、脆くなる恐れがあります。またひび割れなどを起こすこともあります。ひび割れなどは乾燥することで起きてしまうため、ワックスなどを塗って保護するのもおすすめです。
布・レザー
布やレザーも木材同様にひび割れを起こすことがあります。またレザーは、劣化することで剥がれやすくなるので、直射日光を出来るだけ避けたい素材になります。また濡れてしまうことで変色を起こすこともあるので、ソファーなどには防水スプレーなどの使用もおすすめです。
プラスチック
プラスチック類の紫外線による劣化は、割れやすくなることです。いつの間にか亀裂が入っていることもありますので、木材や布・レザー同様に長期の直射日光を避けるようにしましょう。
家具を日焼けから守るための5つの紫外線防止策
家具などのインテリアは、ほんの少しの工夫で紫外線による日焼けから守ることができます。日焼け防止につながる5つの紫外線予防をご案内します。
レースのカーテンで直射日光をガード!
家具の色褪せは、レースのカーテンである程度の直射日光を防ぐことができます。レースのカーテンの中には、UV加工されたものもあります。しっかりガードしたい方は、レースのカーテンの選び方を工夫するのもおすすめです。
UV加工した窓ガラスにしよう
紫外線は窓から侵入してくるため、UV加工した窓ガラスを取り付けて家具の色褪せを防ぐのも良いでしょう。またガラスを変えるのが難しい場合には、窓に直接吹きかけるタイプのUVカットスプレーを使用するのもおすすめです。
UVカットフィルムを窓に貼って紫外線対策
窓の取り替えやスプレー以外にUVカットフィルムを貼って紫外線を防ぐ方法もあります。UVカットフィルムは窓に合わせてカットすることで、UV加工の窓ガラス以上の威力があります。コストも抑えられるので、とてもおすすめです。
家具の設置は窓から距離を取ろう
家具の色褪せを予防するには、窓から距離を空けて配置するのも一つの手段です。季節ごとの日差しの入り方をしっかり確認しておくことで、家具の色褪せや劣化を防ぐことにもつながります。
UVカットスプレーやワックスを使用
紫外線予防は、家具に直接UVカットスプレーやワックスを使用することも可能です。それぞれの素材ごとに専用のスプレーやワックスがありますので、メンテナンスを行いながら紫外線を防ぐようにしましょう。
日焼け予防をマスターして家具の色褪せを防ごう
家具などのインテリアは、予防策を徹底することで日焼けや色褪せから守ることができます。ご紹介した日焼け予防の方法をマスターして、いつまでも色褪せることのない美しいインテリアを保ちましょう。
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