エアコンが効かずに電気代が高い!窓から熱気が入るときの対策は?
フィルムで太陽熱をカットし窓際温度を-19℃!景観も確保できる!
真夏を迎えると毎年のように「エアコン代がかかる割には室内が冷えなくて暑い」というお問い合わせを多くいただきます。
今回訪問した大分県日田市の若宮病院様でも同じようなお悩みがあったようで、「フィルムの施工費用でエアコン代を長期的に削減できるなら貼って下さい」とのことで、透明系の遮熱フィルムを施工させていただきました。
施工をしたのは玄関から待合室、各廊下、居室やナースステーションなど、ほぼ全箇所です。
部分的に貼っても、貼っていないところから暑さが入ると空調効率が落ちてしまうので、遮熱フィルムは出来る限りたくさんの窓に貼ることがおすすめです。
さて、太陽熱は室内に入り込む際に経路というものがあります。
おおまかに経路を示すと、
1.建物自体が熱せられる
2.外部に反射する
3.窓などの開口部からはいる
このうち3の窓から入る割合は、なんと85%にも達します。
その他の要素と比べて圧倒的に多いので、エアコンの効きが悪い時はまず「窓を対策する」ことが大切です。
フィルムには太陽光線に含まれる熱源の内、赤外線と可視光線をカットする性能があるため、透明タイプでも最大11度ほども窓際温度をクールダウンできます。
室内に入り込む暑さが軽減できるので、エアコンを稼働させると室内を効率よく冷やせるようになります。
窓ガラスフィルムというと、まずイメージが湧くのが車のフィルムだと思います。
主に後部座席に貼られているような、黒や茶色のスモークフィルムがよく知られていますので、建築用のフィルムと言っても「車みたいに暗くしたくない」と皆様言われます。
もちろん建築用でもスモークフィルムはありますが、暑さ対策だと主に「透明系」「ミラー系」が多く施工されていて、各メーカーから数多くの種類が出ています。
簡単に透明とミラーの違いをまとめますと
■ミラー系・・・室内から外は見えて、屋外から室内がみえにくくなる。色の濃さで遮熱性能が変わり、最大で約19度も窓際温度をクールダウンできる。マジックミラーのようにみえることから、目隠しフィルムとしてもつかわれる。*昼夜で見え方が逆転する
■透明系・・・ミラーと比べてフィルムを貼っていることが分からないくらい違和感がない。アパレル店やカーディーラーなど、室内を見せたい場合によく導入される。また、外から見られる心配がない場合は個人宅でも施工事例が多い。窓際温度で最大約11度クールダウンできる。
環境やご希望に合わせて多くの種類の中からもっともふさわしいタイプをお選びいただけます。
サンプルや体感キットでどのくらい変わるのか、あらかじめご確認いただけますので、ご希望の場合はお気軽にご連絡ください。
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