台風地震対策で飛散防止フィルムを貼るメリットは?
ガラスは割れては対処できない!割れる前の予防が大切
|飛散防止・台風地震対策|
台風10号以降、飛散防止フィルムの施工依頼が前年比270%も増えました。
前年同月比ではありません、9月~12月の4か月間で去年1年間の2.7倍ものご依頼を頂戴しました。
個人法人問わず、台風が窓ガラスに与える影響を心配されて、予防的にフィルムを貼りたいとの依頼ばかりです。
シャッター工事を請け負う知り合いの業者もかなり忙しくしていますし、ガラス工務店もガラスのリフォームで来年3月まで手いっぱいのところもあります。
それだけ、建物の窓ガラスをできるだけ安全にしたいと思われる方が多いのだと感じます。
ガラスは割れてからでは安全のための対策はなにもできませんから、飛散防止フィルム業者としての見地からいうと、事前の対策をとることは予防面からとても有効です。
また、シャッター設置や合わせガラスへの交換なども考えられる中で、予算や工期、メンテナンスの容易さなどを考慮してもフィルムは個人宅では選びやすいようです。
無色透明で紫外線も99%カットし窓の見た目も変わることが無く、またフィルムの厚みによって対策の強度も増すことができるので、環境にあわせてフィルムを選べるのもメリットです。
2年万の関西、去年の千葉、そして今年の九州と、大きな台風が来るたびに個人宅や法人とわず連絡が殺到するのですが、その内容は「窓が割れると危ない」や「割れて風が入ると屋根が吹き飛ばされるから」など、単純に割れるだけの被害だけでない、複合的な被害が出ることへの関心が高まっているのだと感じます。
誤解をあたえてはいけませんが正確なことを記すと、世の中に絶対に割れないガラスは存在しません。
大手ガラスメーカー各社のホームページをぜひ確認してみてください。
表現は微妙に違いますが、各社ともQ&Aなどで「どんなに強いタイプのガラスでも割れないことを保証できない」との趣旨の文言が必ずあります。
さらに付け加えて「フィルムで飛散防止対策ができる」ともあります。
役所や消防署、自衛隊の施設、公共の文化施設や駅、空港などには必ずといっていいほど飛散防止フィルムが貼られています。
それも強化ガラスの上にです。
ガラスは割れてからでは一切の安全対策がとれません。
そして割れるだけの被害にとどまらず、人やペットに大きな怪我を負わせたり住居や施設に深刻なダメージを与えます。
予防だけが唯一の対策なので、飛散防止フィルムに限らず、環境に合わせて色々と方法を検討してみてください。
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