診療中の病院でもガラスフィルムは施工できる?
入念に工程表を作成し、人数をかけることで一気に仕上げます。
こんにちは!窓ガラスフィルムHarumadoの平井です。
今日は熊本県菊池郡菊陽町の熊本セントラル病院で、透明の遮熱フィルムの施工でした。
ご連絡をいただいた際に「窓が大きいのでとにかく暑い」とお話を伺っていたのですが、現地調査で訪問した折に窓際に立つと確かに暑く、空調の効きがよくありませんでした。
業務用の天井埋め込みエアコン2台ををフルパワーで稼働しても、ガラスから入ってくる熱の影響で室内がすみずみまで快適にはならず、ガラスに対策をしない限りは環境の改善が見込めないとご検討を進めておられたようです。
一方で窓はとても大きく、眼前に広がる雄大な阿蘇の景色は何にも代えがたい美しいものでした。病院の利用者の方にもこの景色を気に入っておられる方がたくさんいるとのことで、景色が見えなくなるカーテンやブラインドは設置をしないとの方向でした。
そこで「暑さをカット」と「阿蘇の景色を眺められる」ことを両立できる遮熱フィルムの施工となりました。
施工範囲はとても広く、また既存の飛散防止フィルムの剥離もあるため当日は4名の職人で工事です。
病院のスケジュールが優先ですので、作業が許される時間に4人で一斉に一つの部屋に入りフィルムを貼り、1階層ずつ完全に工事を終わらせて次の階層に進むという工程をとりました。
弊社には頻繁に病院・クリニックや幼稚園保育園などからご依頼があるため、施設が稼働中に工事を進めるケースでは、綿密に工程表を作成します。稼動中に工事を終わらせることは施設のスタッフ様の残業が発生しにくく、余計な経費がかからないメリットがあります。一方で工事の都合上、部屋全体や一定のスペースをどうしても占用するため、施設側にとっては通常業務に影響が出ます。ですから、工事を進めるにあたってしっかりと打ち合わせをさせていただき、工程表を作成します。
熊本セントラル病院では稼動中での工事だったため、フィルムを貼っているそばに施設の利用者様が来られて、「手際よく貼るね~」や「ちょっと見学してくよ」など、色々と声をかけていただいたおかげて、とても和やかに作業が進みました。
剥離作業は体力を使うので結構しんどい作業となりましたが、病院と利用者様のご協力のおかげでスムーズに終わることができ、阿蘇の景色も眺めることができ、とても充実した現場となりました。